暗い空のこと

kozuchan

2012年08月13日 20:20




8月13日(月)静岡は雨・曇り・晴れ間、東京は晴れのち曇り



さすが「お盆」

朝から品川駅は大混雑(~_~;)



きょうの静岡県内は、天気予報で何のマークを出していいのか困るような天気(^_^;)

子どもがたくさん乗っている新幹線が東京に近づくにつれ、晴れ間が…(*^_^*)



そう! 午後の新幹線は、ほとんど子連れでしたよ(^_^;)

夏休み、真っ最中(^o^)/ ね!!

帰省・旅行?



私は、東京生まれの東京育ち。

私の祖父の祖父が内藤新宿(現在の新宿駅のそば)で

店を構えていたそうなので、少なくとも私は5代目の江戸っ子。

母方の祖父母も東京なので、「田舎」という概念がありませんでした。



小学校のとき、

「○○ちゃん、夏休みはどこ行くの?」

「田舎!」

「イナカ…って?」

「おじいちゃんやおばあちゃんがいるところ」

父方は同居して菓子問屋でしたし、母方は都内で洋品店を営んでいたので

「店」=「イナカ」?? みたいな…(^_^;)



そんな中、叔父が鎌倉の極楽寺坂の下に住んでいて、海のすぐそば。

ある夏、泊りがけで遊びに行きました。

帰るとき、夜、海沿いの国道でバスを待っていた時のこと…。

見上げると、その当時ですら都内では見たことのなかった星空が!!

「星って…こんなにあるんだぁ…(^・^)」と見上げたこと、覚えています。

その頃は、鎌倉といえど、まだ夜は街灯りも暗かったのね、きっと。



逆に言えば、当時(「三丁目の夕日」の時代)既に都内は明るかったのね。



今回、NZ のテカポで、星空ガイドの小澤英之さんの会社「Earth & Sky」の星空ツアーに参加し、「夜が暗いことの大切さ」を知りました。

天文学者や地球学者など、この星の謎を知るためにも、宇宙観測は欠かせません。

そのために「暗い環境」が大事なのですね。

研究者たちが長く滞在して観測するために、あまりに人里離れ過ぎは困難だし、

ある程度の文化的な中で、しかも「暗い環境」。



テカポは、長い間の小澤さんの努力などにより、

それが観光資源になることがようやく住民にも理解してもらえるようになり、

村人が「暗さ」を保つ協力をしてくれるようになったのでしょう。

テカポは「国際ダークスカイ協会」(そういう組織があるんだ…!)から

「星空保護区」に認定されたそうです。



満天の星空……。

静かに眺めるとき……。

あなたは何を考えるのでしょうか?

あまりの星の多さに、宇宙の不思議を思わずにはいられませんでした。

私たちは…なぜ…ここに生きているの…?

こんなにたくさんの星たちが…空間にぽっかり浮かんでる…。

しかも、私たちの地球など太陽系の惑星は、太陽の光を反射して光ってるけど、

あの☆☆☆☆☆たちは、みんな太陽と同じように自分で輝いてる。

あの星たちにも惑星を持っている星はあるだろうから

地球と同じように、何か「生命体」がいても全く不思議じゃない。

むしろ、「いない」と考える方が無理がある…。



地球は…一人ぼっちじゃないよね…。



ああ!!もう、そんなこと、あの天の川銀河を観ながら、

「自分が存在することの不思議さ」を誰もが考えるのではないかしら?



ぜひ、あなたも、機会を作って、「スターウオッチング」に参加してみてください!!



さて、話を手元に戻しましよう(^_-)‐☆



今週の「こずえのレコード室」は、これ!! (^o^)/

「スタン・ゲッツ&ゲイリー・マクファーランド」の「黒いオルフェ」。

原盤は、1962年にNYで録音、リリース。

これは、1978年6月1日に日本でリリースされたものです。

スタン・ゲッツは、テナーサックス奏者。ボサノバの名手。

1991年に64歳で亡くなっていますが、この涼しげなテナーをお聴きください!!

テナーサックスの音色って、熱いとか、寂しさとか、切なさなど、よく表現しますが

「涼しさ」を表せるアーティストって、そうはいないのでは?

なんてこと考えながら、私も一緒に聴いています(=^・^=)



明日もお楽しみに(^o^)/