7月14日（木）晴れのち雷雨

永さんが亡くなった7日、
私たちにとっては、もうひとり、大切な人がいなくなりました。
NHKのアナウンサー「西沢祥平」さんです。

誰？
と思った人は、検索してみてください！
あぁ!!、7時のニュースの人ね!!　と思い出すはず。
たぶん50代以上の方は(^_^;)

歯切れのいい、ニュースを読んでいても頭の良さが伝わってくる…。
下町っ子のようなキップの良さ、

西沢アナが、新人アナの研修を受け持ってくださったのが
昭和45～48年。
その「花の48組」です。

私はFM東京の、たった一人採用のアナとして
NHKの新人研修に加えていただく、という幸せを得たのでした。

日本語の基本を金田一春彦先生。
災害の大塚、○○の誰誰…というような、
トップのアナに直接話を伺え、研修ができたことは
NHKの方々より、むしろ私が一番そのありがたさをわかっているように思います。

西沢先生は、看板の7時のニュースを終えた後も
あるいは休日だったかもしれないけれど
世田谷の研修所にいらして、
私はよく二人でも飲みました。
かわいがってもらいました。

それは、きょう初めてお会いした西沢先生のお嬢さんたちも
「中村さん…ですか?!」
とおっしゃってくださったことでもわかりました。

西沢先生の教え子たち、同期のアナたち、などなど、
百数十名がお別れ会に集まりました。








松平アナも!!




二次会は、青山の蕎麦屋の２階。

手前左が「小野卓治」、その奥が「渡辺優」、手前左は「伊藤文樹」。




こちらの写真は手前左が、静岡ではおなじみ「佐塚元章」、、むこうは「青木裕子」。







裕子ちゃんの右側のオレンジ色のポロシャツは「大塚範一」です。

あのとき、厳しい指導があったからこそ、
みんな頑張りました!!
チックショ～!!

でも、西沢さんは「教え子ども」と。
「ども」とおっしゃってくださっていたとか。
本当に、後輩の私たちは愛されていたのだと思います。

今、こうしてマイクの前にいられるのも、
先生のおかげだと、きょうは御遺影に献花し、
声に出して「ありがとうございました!!」と言いました。

48組を代表して、私が挨拶をさせていただきました。
へっ?!　(゜o゜)　でしょう?!
私、よそ者なのに。
でも、同期にもかわいがってもらったんだなぁ…。

しみじみと、厳しい新人研修の、
2ヵ月間の寮生活を思いました。
朝から晩まで、ず～～～～～っと研修。
しかも同期はライバル！

私は東京でひとり踏ん張ってる。
NHKのニュースを見聞きすると、
北海道から、東北から、四国から、九州から、
同期のアナの声が聞こえる。
あ…○○くんも頑張ってる！私も頑張らないと!!

いい時代でした。

西沢祥平のニュース、カッコ良かったよ!!

トチる（今はシロートさんも「カミカミ」なんて言うけど）事を恐れるな！
トチることを気にするより「何を伝えたいのか！何を言いたいのか！」を考えろ!!

今でも私の中心部にあります。
西沢先生、ありがとうございました!!

「夫の弁当」は「親子丼」「トマト」「ナスピリ辛煮」です。